2016年1月5日より、「類似レポート検知」機能が追加されました。
類似レポート検知とは、
学生が提出したレポート等の文章に剽窃に該当する箇所がないかを検出し、公平な採点の手助けを行う機能です。
※参考:剽窃とは「学術的な研究発表において適切な引用を行わず、他人の考えを自分のものとして公表する」こと。
類似レポート検知機能についての詳細は、下記をご確認ください。
概要
http://www.datapacific.jp/document/intro/Ver910_Similar.pdf マニュアル抜粋
http://www.ris.ac.jp/system/news/2015/lvhgqo0000008b1m-att/webclass_ath_man_p69-70_ruiji.pdf◆利用方法
・コース管理者(author)の左メニュー「成績管理」→「類似レポート検知」
より利用できます。
※学生(user)の画面は何も変化いたしません。
・以下のデータであれば、検知対象にすることができます。
① WebClassのテスト/アンケート教材に提出されたレポート
② WebClassのテスト/アンケート教材で、記述式スタイルの設問に回答された内容
③ 指定書式のcsv形式ファイルに入力したテキスト
(WebClassで回答した内容以外でも検知が可能です。)
・検知方法は、2種類あります。
a) 基準となるデータと比較する方法
b) 検知対象の文章を相互比較する方法
・検知対象①~③に対して検知方法a)またはb)で利用が可能です。
◆類似レポート検知の特徴とスコアについて
類似レポート検知は、段落単位で対象を比較し、剽窃の疑いの可能性をスコア化して、結果を表示します。
スコアが70以上だと剽窃の疑いがあります。
◆注意事項
類似レポート検知機能では、「剽窃」と「引用」を区別することができません。
例えば1つの参考文献をテーマとするようなレポート課題は、引用箇所が重なりやすく、また剽窃を避けながらレポートを作成することが難しくなるので、70以上の高スコアが算出される可能性があります。
これは、類似レポート検知機能が比較対象となる文書データを圧縮し、圧縮度から類似度を算出するという手法を用いているためです。
類似レポート検知機能は剽窃の可能性のある文書を抽出するための機能となりますので、最終的な判断は各教員にてお願いいたします。